生活習慣

高血圧治療の種類

高血圧と一口に言っても、軽症から中等度、そして重度というリスクの程度に応じた治療の種類があります。
血圧の数値から自分で勝手に高血圧かどうか判断することは避けるべきです。
軽症という場合でも、その他に体になんらかの支障があれば、治療が違ってきます。
必ず医師の診察、指導の下、改善を行っていく必要があります。

高血圧治療は、基本的に生活習慣の改善と薬物療法となります。
低リスク群、つまり軽症の場合、まず生活の中のリスクを減らし、そこでどの程度血圧が下がるか?ということから、プラスどのような治療が必要かを決めていきます。
喫煙をやめる、塩分制限を行う、肥満ならカロリーコントロールを行うなど生活習慣を改め、一定期間過ぎてから降圧薬が必要かどうかを判断します。
通常、3ヶ月程度の生活習慣始動で血圧の数値が140/90mmHg以上、という事なら降圧薬治療を行います。

中等度の場合、お薬の必要性があればお薬を飲みながら生活習慣の見直しを行い、小名異常に3ヶ月程度様子を見て血圧が下がってきているようであれば、お薬の量の調整、継続等を決定します。
重症という場合、生活習慣の修正指導を行いつつ、直ちに降圧薬を飲みます。
心臓や脳などの病気のリスクが高い状態だからです。
指導を受け生活を行いながら、お薬の量を加減していきます。
このように、生活指導、薬物療法を、リスクに種類分けし治療を行っていきます。


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