生活習慣

高血圧と危険因子

若い時には血圧が高いとか低いとか、そういったことを意識する人はとても少ないです。
でも現代は、お子さんにも高血圧という状態になっていることがあります。
年齢に関係なく血圧について知識を持っておくことが重要な事なのです。

では、高血圧の危険因子を理解しておきましょう。
まず食生活です。
多分今普通に暮らしている多くの方が塩分過多状態でしょう。
ファストフードやジャンクフードなど脂質も塩分も糖分も多い食事が日常になっています。
お子さんも同じです。
こうした食生活は高血圧以外にも糖尿病や脂質異常などに大きく係ってきます。

運動不足も危険因子です。
心臓は血液を全身に送り出すポンプの役割を果たしていますが、それをサポートするのが筋力です。
運動を行う事で筋肉が鍛えられ、筋肉が心臓のサポート役となって血液循環を助けます。
運動不足になると筋力が下がってしまうため、心臓に大きな負担となります。

ストレスも危険因子です。
ストレスを受けると一番影響を受けるのが自律神経ですが、この自律神経は血圧をコントロールする役割があるため、ストレスを継続的に受ける、また瞬間的に大きなストレスを受けることによって血圧が上昇します。
ストレスのない生活、というのは現代社会において無理なことです。
ストレスを上手に発散する方法を得ておくことも高血圧の危険因子を取り除くための方法となります。


このページの先頭へ