生活習慣

高血圧の基本説明

高血圧を知る前に、まず血圧とはなにか?という事を理解しておきましょう。
心臓はよくポンプにたとえられます。
血液を全身に送り出すために心臓がポンプ役の働きをしているのです。
動脈で全身に酸素、栄養素などを運び、静脈で老廃物など不必要なものを改修します。
この循環があるからこそ人は生きていけるのです。

血圧というのは、血液の圧力が血管壁を押す力の事をいいます。
血圧の測定によって出る数値は、心臓によって全身に送り出される血液の量、そして、血管壁の方さ、つまり抵抗によって決定します。
血管抵抗が小さいほど血圧は下がります。
心臓から送り出される血液量が多くなれば血圧が上がります。

血圧には、よく上と下といわれる最大血圧と最少血圧があります。
最大血圧は収縮期血圧で最小血圧は拡張期血圧です。
心臓がぎゅっと収縮すると血液は大動脈におくられるため血管にはかなり強い圧力がかかります。
この数値が最大血圧です。
逆に血液を送り出した後には心臓が大きく拡張し血液を吸い込みます。
この際血管のへの圧力が一番にくくなるため、最小血圧となります。

血液が全身に送り込まれるとき血管にかかる圧力が基準値以上に高くなりそれが継続する状態が高血圧という状態です。
頭痛、めまい、また肩こりや動悸など様々な症状が出てきますが、こうした症状は他の病気でも見られることで、高血圧が原因かどうか、という事は見過ごされてしまう事も多いのです。


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